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143件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1991-04-22 第120回国会 参議院 決算委員会 第2号

しかし、出力上昇試験では放射線通信機器等トラブルが相次ぎ、さらに再三にわたる地元母港拒否もあり、二十二年の大幅おくれでようやく実験航海となったのであります。このため、開発費は当初計画百四十億円に比較して七、八倍に膨らみ、今日までの総投資額は千百億円以上となっているのであります。  

及川一夫

1990-11-14 第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

私のいただいた出力上昇試験実施計画表では八月末に終わる計画だったものが十一月になってもまだ続いておるわけですね。それで、年内には終わる予定もなくてさらに第四次の追加が行われるのではないか、八月末に終わる予定だったのが十二月末までかかるのじゃないかみたいな新聞報道さえ出ておりまして、またずるずると延びておる。こうなると、「むつ」の廃船解役作業がまたずるずる延びていくわけですね。  

喜岡淳

1990-11-14 第119回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号

かつ、先般十一月九日に第三次洋上試験航海を終えまして帰りましたが、一部、あと出力上昇試験あるいは海上試験が残っておりまして、その分を現時点多少のふぐあいを完全に修理するための検討と準備を今しておりまして、それから乗組員の休養というようなことも考えなきゃいけません。そういう意味で、現在第四次と申しますか、次の洋上試験をいつ行うかというのを私ども、あるいは原研で今検討中でございます。

山本貞一

1990-06-19 第118回国会 参議院 外務委員会 第8号

あのかわいそうな「むつ」が十五年も漂流して、そして進水早々出力上昇試験中に遮へいの不備で放射線漏れという事故発生しましたですね。そのときに硼酸入りのおむすびをつくってその傷口をふさいだというような、そういう話がまだ残っています。そして、その「むつ」の問題は実際問題として今だって解決がついてない状態なんですよ。

久保田真苗

1990-06-12 第118回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

なお現在は、原子力船、十六年前にやりまして、出力上昇試験の途中で中断をした状態になっておったわけでありますが、それを再開して続けているという状態でございます。それに先立って原子炉のふた開放点検、船体の点検等一連点検を行いまして、またもとへ復旧した後、起動前機能試験というものを実施し、安全性に問題がないことを確認しながら逐次、ステップ・バイ・ステップ実験を続けているところであります。  

緒方謙二郎

1990-06-12 第118回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

緒方政府委員 原子力船むつ」につきましては、五月二十八日、約二週間前でありますが、先々週の月曜日に出力上昇試験中に緊急停止をいたしました。停止をいたしましたが、幸い原子炉安全性あるいは外界に対する影響等はなかったわけでありますが、その後原子炉停止した状態原因の究明を行っているところであります。  

緒方謙二郎

1990-06-08 第118回国会 衆議院 外務委員会 第8号

ただ、先生指摘のように、これまで岸壁出力上昇試験をやってまいりました過程幾つかのふぐあいトラブル発生をしたわけでございますが、そういうものと比べまして、今回の事象につきましては、先生指摘のように、もう十日程度たっておるわけでございますけれども、その間に至るも明確な原因がまだきちんとは判明していないという点では、これまで幾つかございましたトラブルよりは、何と申しますか慎重な対応が必要であろう

白川哲久

1990-05-31 第118回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

政府委員緒方謙二郎君) 先ほども御説明いたしましたように、出力上昇試験と申しますのは、段階的に出力を上げていきまして、その間に機械ふぐあいがもし発見されました場合には、それを所定の手当てをしてさらに先へ進む、ふぐあいはもちろん直さなければそれ以上先へ進めないわけでありますから、そういう段階を追って性能確認をしていくわけでありますので、機器ふぐあいということはある場合もあろうかと思いますけれども

緒方謙二郎

1990-05-31 第118回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

確かに、「むつ」につきましては非常に長い歴史があるわけでありますが、御指摘のように十六年前に出力上昇試験をやっている途中でトラブル発生をして、自来十六年間のいわばブランクがあったわけでありますが、今回再び綿密な事前点検をして出力上昇試験をいわば続行させていただいているわけでございます。

緒方謙二郎

1990-05-31 第118回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

政府委員緒方謙二郎君) 先ほどもお答えをしましたように、今の出力上昇試験段階を追ってテストをしておりまして、万一機械ふぐあい発生した場合にはそれを補修する等行いまして実施をいたしますので、外部に対して影響のあるような事故が起こることは万々が一にもないものというふうに私どもは考えておるわけでございます。

緒方謙二郎

1990-05-09 第118回国会 衆議院 予算委員会 第17号

病院等交代制職場労働時間短縮、同和問題の現状と対策、人種差別撤廃条約批准促進入国審査官増員必要性国家公務員労働条件改善等について、  内閣及び総理府本関係では、韓国内の在日韓国人政治犯釈放への取り組み、シベリア抑留者補償問題等について、  科学技術庁関係では、原子力発電所事故防止、地球環境問題への取り組み、放射性廃棄物処理施設建設問題、我が国の宇宙開発のあり方、原子力船むつ」の出力上昇試験

池田行彦

1990-04-27 第118回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

村上政府委員 論文が通らないような御返事をしまして非常に恐縮しておりますが、実は、釈迦に説法みたいで恐縮でございますが、まさに「むつ」の現在の出力上昇試験委員指摘のような仕掛けで進んでおりまして、非常に複雑な総体的なシステムを、一つ一つを確かめて最後にシステム全体を見ていくという、小さいものから中ぐらいのもの、大きなものという考えで進んでおりまして、したがいまして、若干誤解がおありになるか知りませんが

村上健一

1990-04-27 第118回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号

村上政府委員 「むつ」の安全をじっとにらんでいるものでございますが、その前に一言、もう少し一般的に、私ども検査と今度の出力上昇試験及びその時点発生しているふぐあい等関係について御説明しておきたいと思います。  まず最初に、非常にクリアに申し上げておきたいのは、現在「むつ」は原子炉等規制法上は使用前検査のオンゴーイングの途上にございます。

村上健一

1987-09-02 第109回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

それで、その一つのあれとして原子力船むつ」があるわけでございますけれども原子力船むつ」につきましては、現在の計画昭和六十二年度いっぱいで現在大湊港にある原子力船むつ」を関根浜という新定係港に回しまして、そこでいろいろ所要の試験を経た上、出力上昇試験を行い、昭和六十五年には約一年ほどの実験航海を行うということにして、そこで原子力船廃船する、こういう計画昭和六十年にできました政府計画でございます

松井隆

1987-09-02 第109回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

それで関根浜に移してから出力上昇試験を行う等々の諸試験を行いまして最終的に六十五年度の実験航海を行う、こういう昭和六十年度の計画がございます。  それで、その計画等、そのとおりにいっているかというお話でございますけれども、ほぼ順調に進んでいるというふうに私は理解しています。ほぼと申しますのは、一つ関根浜新定係港建設が当初の予定より少しおくれました。

松井隆

1987-09-02 第109回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号

具体的には、先ほど局長から申し上げましたように、昭和六十二年度末までには原子力船むつ」を大湊定係港から関根浜新定係港に回航いたしまして、昭和六十四年度に出力上昇試験及び海上試験海上試運転実施いたしまして、昭和六十五年度からおおむね一年を目途とする実験航海を行うというスケジュールに沿って研究を進めてまいりたいと思っています。

三ツ林弥太郎

1987-08-25 第109回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

さらにその前に温態機能試験とかあるいはその出力上昇試験そういうものがあるわけでございますけれども、そういうものを着実に進めるためには、やはり事前大湊港において温態状態にしたことで点検をいたしまして、機器ふぐあい等事前チェックしておく、もしふぐあいがあればそういうものを先行発注する。

松井隆

1986-01-23 第104回国会 参議院 決算委員会 第3号

政府委員中村守孝君) 私ども前回原子力船出力上昇試験ということで始めましたときに、不幸にして放射線漏れが起こりまして研究がそこで中絶したわけでございますが、その後この計画をどう進めるかにつきましては専門家方々にもいろいろ御意見をちょうだいしたわけでございまして、その遮へいが技術が不十分であったためにあのようなトラブルを起こした。

中村守孝

1986-01-23 第104回国会 参議院 決算委員会 第3号

政府委員中村守孝君) 原子力船むつ」の計画につきましては、御承知のような放射線漏れトラブルを起こしまして、その結果その改修等に時間を費やしました結果、現状ではまだ出力上昇試験が行えないという状況でございまして、現在青森県の関根浜に新しい港を建設し、その港をベースにいたしましておおむね一年程度実験航海をするということでこのプロジェクトを終結させるわけでございます。  

中村守孝

1985-04-03 第102回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

昨年八月に発表されたこの「原子力船むつ」による研究開発の進め方」では「研究開発推進に当たっての留意事項」というものがありまして、「出力上昇試験に先立つ点検過程で、仮に研究開発支障のある重大な欠陥が発見された場合、あるいは万一予期せぬ事情により、研究開発計画に大幅な変更が必要となった場合には、その時点で「むつ」による研究開発は中断することとする。」ということが明記されています。  

本岡昭次

1984-08-01 第101回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第4号

と申しますのは、かつて「むつ」が昭和四十九年の九月、洋上において出力上昇試験を行った際、放射線漏れという事件が起きて、この騒ぎのために「むつ」は、母港たる大湊港に帰港してある期間仮泊するだけのために巨額の補償費を支払った上、莫大な経費を投じて建造した大湊港から追い出されてしまうという羽目になったわけであります。  

熊谷太三郎

1984-08-01 第101回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第4号

これが大きな社会問題化したということにつきましては、先生指摘のように、第一には原子力発電が当時ようやく本格的な段階を迎えたというようなことで、まだ一般に対しての原子力に対する認識が十分でなかったということがございますが、また出力上昇試験ということの性格、内容、そういったものにつきまして地元方々の御理解をいただくための事業団並びに私どもの努力も十分でなかったということもあったかとは思いますし、さらにこの

中村守孝

1984-08-01 第101回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第4号

したがって、このままの状態新定係港が完成し、この定係港を基点として、出力上昇試験でありますとか、あるいはこれに続く運転が進められました場合、本質的に安全上何らの支障のないささいなミスがまたまた大騒ぎになり、大騒ぎを起こし、最初に申し上げたように新定係港大湊港の二の舞を演ずるおそれが生じないとは言えないと思うわけであります。  

熊谷太三郎

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

げましたように遮へい改修、安全総点検補修工事、その後の入念な維持管理ということで、現段階においてその健全性というものは確保されておるものと考えておるわけでございますが、実験再開というような場合になりますれば、実験再開に先立ちまして各種の試験圧力容器開放点検あるいは冷態停止温態停止状態における機能試験等を行い、さらにそういうことで各部に異常ないということを十分にチェックをいたし、かつその出力上昇試験

中村守孝

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

○井上参考人 十年前に起こりました放射線漏れというのは、御存じのように出力上昇試験一・四%の出力で起こったのでございまして、いわゆる実験中におけるトラブルとこちらは解釈いたしますが、しかし事は重大でございまして、その後改修及び総点検ということも実施しまして対応したわけでございます。  

井上啓次郎

1984-07-05 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第18号

二次炉心の目的は、まず出力上昇試験及び実験航海の結果、いろいろな新しいデマンドといいますかリクワイアメントが出てきます。例えば、もっと長く燃料を燃したいとか、あるいは炉内の中性子フラックスをもっと平たん化して、全体としてボリュームが小さいけれども出力が上げられるのかどうかといったようなデマンドが新しく出てまいりますし、さらには現在、改良舶用炉の試設計というのを研究開発室実施しております。

野澤俊弥

1984-07-05 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第18号

(守)政府委員 今後の「むつ」による舶用炉研究開発計画経費がどのくらいかかるかということにつきましては、まず「むつ」の計画がどうあるべきかということを現在検討しておりまして、今の段階で幾らということを申し上げられないわけでございますが、先生指摘事業団の試算による一千億につきましては、港湾建設費につきまして、港さらには陸上附帯施設等を合わせまして約六百億円、さらに、でき上がりました後に出力上昇試験

中村守孝

1984-07-03 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第17号

山内参考人 新定係港に回航されて後、岸壁でどの程度出力上昇試験をやるのか、あるいはその後具体的にどういう方法で実験をし、最終的な実験はどういうことをやって、どのくらいの年月を経てそれが終わりになるのかということにつきまして、事業団科技庁からはっきり承って地元としてもこれに対応していかなければならない、かように考えております。

山内善郎

1984-07-03 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第17号

もう時間がほとんどございませんので、これは山内参考人、次いで菊池参考人の両者にお尋ねしたいのですが、仮に「むつ」を出力上昇試験をしないまま、若干はやっていますけれども、すなわち原子炉がほとんどきれいなままで廃船をするという方針になりました場合に、大湊でそういう作業をするということになりますと、いろいろ支障がございますでしょうか。

小澤克介

1984-06-29 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第10号

政府委員中村守孝君) 「むつ」による舶用炉研究開発につきましては、先生御高承のとおり、現在政府内部におきましても各方面からの御議論もと検討をし直しておるところでございまして、従来の計画でいきますと、新定係港建設し、その後で出力上昇試験に入り、その出力上昇試験 で合格になれば、さらに今度はいよいよ実際のいろいろな海上状態におきます船の動きに伴う原子炉がどのようにそれに応動していくかということについての

中村守孝